HYROX 握力を鍛えてグリップ切れを防ぐ

HYROXの種目に挑むアスリート トレーニング
執筆:Jay(JGFSファウンダー・元プロアスリート)HYROX完全ガイド一覧 →

HYROXでタイムを削るなら、握力は無視できない。特にファーマーズキャリーやスレッドプル、ローイングでグリップが切れると、走力や脚力が残っていても失速する。ここではHYROXのグリップ切れを防ぐための握力トレーニングを、種目特性から整理する。

結論から言うと:握力はスレッドプルとファーマーズキャリーの「下ろす・止まる」を防ぐ最後の砦。週2回のデッドハング・ファーマーズウォーク・厚径グリップで、レース後半のグリップ切れは防げます。

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2つのケトルベルを持って歩くファーマーズキャリー(JGFS五反田)
ファーマーズキャリーは肩を落とし、体幹を固めて歩く

五反田のHYROX Training Club

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5mスレッドトラックなど本番と同じ器具で、最大4名の少人数クラス。初心者から大会出場者まで、経験者コーチが指導します。

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平日 8:00〜11:00 / 17:00〜21:00・土日 18:00〜21:00|五反田駅 徒歩8分

HYROXで握力が試される場面

HYROXは「1kmラン+1種目」を8セット、合計8kmランと8種目で構成される。種目の順番と量は次のとおり。

  1. SkiErg 1000m
  2. Sled Push 50m
  3. Sled Pull 50m
  4. Burpee Broad Jump 80m
  5. Rowing 1000m
  6. Farmers Carry 200m
  7. Sandbag Lunges 100m
  8. Wall Balls 100回

握力を最も削るのはファーマーズキャリー200mだ。重い器具を左右で持ち、200mを運ぶ。前腕が焼け、指が開いていく。次に効くのがスレッドプルとローイング。どちらもロープやハンドルを握り続ける。SkiErgも前腕への負担が大きい。序盤で握力を使い切れば、終盤のウォールボールで腕が言うことをきかなくなる。

握力の種類を分けて鍛える

握力は一つではない。HYROXで問われるのは主に二つ。

  • クラッシュ力:物を握り込む力。スレッドプルのロープ操作で使う。
  • ホールド力(保持力):握った状態を維持する力。ファーマーズキャリーの核心。

グリップ切れを防ぐなら、ホールド力を優先する。重い物を長く持つ耐久力が、HYROXの握力を左右する。

グリップ切れを防ぐ具体的トレーニング

デッドハング

バーにぶら下がり、時間を伸ばす。フォームを崩さず限界まで保持する。前腕の耐久力が直接伸びる。まず30秒×3セットから。

ファーマーズホールド/ウォーク

ダンベルやケトルベルを両手で持ち、その場で保持、または歩く。本番と同じ動作なので効果が高い。距離ではなく「握り続ける時間」を意識する。

デッドリフトとローイングの反復

高重量を扱う種目は前腕を鍛える。ストラップに頼りすぎず、素手で握る時間を作る。握力が先に切れる感覚を、練習でつかんでおく。

本番でグリップを持たせるコツ

疲労でケトルベルを下ろしてしまう瞬間
途中で下ろすとタイムロスが大きい。握力の配分がカギ
  • 手のひらのマメを整え、皮がめくれない状態にしておく。
  • ファーマーズキャリーは一度で運びきる前提で、握りを固める。
  • 握る前に手を乾かす。汗と粉で滑りを抑える。
  • 序盤の種目で無駄に握り込まない。力の配分を決めておく。

握力は数週間で急には伸びない。継続が全てだ。実際のギアで負荷を体感したいなら、JGFSの体験で本番同様の種目を試すのが早い。

よくある質問

握力トレーニングは毎日やっていい?

前腕は回復が早いが、高負荷なら中1〜2日空ける。デッドハングのような軽い保持系なら頻度を上げてもいい。痛みがあれば休む。

グリッパーだけで足りる?

足りない。グリッパーはクラッシュ力中心で、HYROXで重要な保持力は伸びにくい。ぶら下がりや重量物の保持を組み合わせる。

ファーマーズキャリーで途中で落としてしまう。どうすれば?

保持時間を伸ばす練習が不足している。本番より重い重量を短時間握る練習と、本番重量を長く握る練習の両方を積む。握り直しの回数を減らすほどタイムは安定する。

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出典・確認元

  • HYROX公式サイト(競技規定・カテゴリー・大会情報)
  • JGFS五反田 コーチ陣の指導経験と会員練習データ(2026年時点)

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この記事を書いた人
JGFSファウンダー
Jay

JGFS(JiroGym Fitness Studio)ファウンダー。元プロアスリート。五反田で本番と同じ器具・強度で練習できるHYROX Training Clubを運営。初心者から大会出場者まで、継続できる環境づくりと実戦的なフォーム指導を行っています。記事はすべてJGFSのコーチ陣の指導経験に基づいて執筆しています。

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